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【登場人物】 ◆島津綾音(しまづ・あやね) 赤根学園初等部5年生。 身長は139cm・肉体はB74(AA)W58H78。 肉体はかなり幼め。 厳格な家庭に育てられた彼女の数少ない楽しみは保健体育の授業と真夜中の露出行為のみ。 他の少女と違い、露出脱糞が得意。 |
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それは殆ど真夜中に近い早朝の時間帯だった。 晩秋の夜空の下を少し寒そうに身震いしながら、野道を駆ける少女…その息遣いは荒く乱れている。 少女の名前は綾音…島津綾音。赤根学園の五年生。 その吐息は白い煙となり、ピンク色の手袋にかかる。 暗い夜道の中を制服に包まれた細い体が揺れる。 そしてその表情は期待に満ち溢れた明るい顔をしていた……… |
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それは約一ヶ月ほど前…初等部の五年生になってから、時々行われるようになった保健体育の授業の時だった。 いつものように授業が始まるのを待っていた5年1組の生徒達の前に、 担任の女教師が用意していた2枚の大きな紙が彼女の運命に大きな影響を与えた。 それは性教育の為の教材だった。 まるでポスターのような大きな二枚の紙…片方には男性の肉体が。そして片方には女性の肉体が描かれていた。 それもそのそれぞれが一矢纏わぬ姿で描かれていた。 二体の全裸で直立している男女の肉体のイラスト… 男性の方は、厚い胸板、両腕と両脚にそれぞれしっかりとした筋肉がついたガッチリとした体格。 そして、股間には成長したペニスと、陰嚢と呼ばれる精巣が納められた丸い皮膚がぶら下がっている。 女性の方は、上半身には豊かな乳房を持ち、下半身にはほっそりとしたウェストにふっくらとした腰幅。 そして股間には男性と違い、何も無い。 どちらも包み隠さず、それぞれ成熟した肉体をわかりやすく説明する事が使命かのように一切の羞恥心を持たずに直立している。 そんな男女の裸体が描かれた図が黒板に貼り出された時、 ませた男子は次々と派手に囃し立て、女子は少し嫌そうに顔を赤らめうつむいていた。 綾音も表面だけは、他の女子と同じように嫌そうにしていたが…実はとても強い興味を持っていた。 自身の体は…右側の雌性…女の物だ。 と言う事は、自分もいつかはあのようにたわわに膨らんだ両の乳房とふっくらとした尻を持たされた いやらしい体格になる時が来る…それもいつか必ず。 それはまるで新しく生まれ変わるかのように劇的な肉体の差を感じていた。 本当はそんな男女の肉体をもっとじっくりと見ていたかったのだが、周囲の視線を気にしてしまい、 目の前の教科書に没頭するフリをしながら、盗み見るかのようにチラチラと覗く事しか出来ないでいた。 授業が終わった後も、綾音はそんな男女の肉体の成長に強い興味を持ち始めていた……… |
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いつもの登校時に通る正門の前を通過して、ちょうど学校の敷地周辺を回るように進み、西門を目指していく綾音…。 西門は赤根学園の校門の中では一番侵入しやすいからだ。 頑丈な鉄製の門に閉ざされた正門と違い、西門は簡易な鉄柵しかなく、 それも横に1mぐらいしかないので子供の力でも簡単に開閉できる。 おそらくこの入り口は普段の利用者が少ないを良い事に、 学校に何かあった時の非常口でしかないのだろう。 今回はそれが少女の邪まな欲望に悪用される事となったのだが…。 綾音自身もほんの少しだけ心を痛めながら、鉄柵を横に開ける…が、 ゆっくりと慎重にその鉄柵を開けた後は全てを覚悟したように堂々と学校の敷地内へと入っていく…。 まるで普通の登校時のように。 学校の敷地に侵入した綾音。目の前には大きなグランドと校舎がある…。 町で一番大きな建物である赤根学園初等部の校舎。 綾音は左右を何度も細かく見回しながらグランドを進み、校舎を目指す。 但し、綾音は校舎に侵入する前にその手前の木陰を探している…。 グランドと校舎前の石畳の間には何本かの木が植えられている。 綾音は周囲を見回す…。 ここは閉ざされた校庭。 しかも殆ど真夜中に近い早朝なので、猫の子一匹通りかからない。 鉄柵を開けて学校に侵入した時は不安げに周囲を見回しながら足を進めていた綾音も その様子を見てようやく決心がついたかのように…学校の制服を脱ぎ始める。 首もとのネクタイを解き、自分が歩いてきた石畳の上に軽く放るように落とす。 そしてその上に次々とブレザーが、スカートが、靴と靴下が脱ぎ捨てられていく…。 そして袖と縁にかすかなフリルのついた女物のシャツとショーツ…下着姿になった綾音。 まだブラジャーは着けていなかった…と言うより、全く必要がない。 綾音の女としての乳房の発達は、先端の両の乳首が薄桃色に染まっているぐらい。 ほんの時々、シャツがこすれた時にくすぐったい事があるかと言う程度だった。 綾音は迷わずにシャツとショーツも脱ぎ捨てた……… |